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情報19:野菜摂取量の少ない子供は、風邪を引きやすい傾向とか ?

  • 2019年2月4日

生活者の意識・実態に関する調査を行うトレンド総研(東京渋谷区)という研究所では、子供の風邪に関する調査レポートをまとめております。
トレンド総研は、風邪を引きやすい子供と、そうでない子供がいることに着目し「野菜摂取量」との関連性を調べたところ、家庭での野菜摂取量が少ない子供ほど、風邪を引きやすい傾向が見られたということです。
以下に、調査した内容について紹介してみます。

調査内容
<調査目的>
子供は風邪を引き易いといわれているが、野菜摂取量と罹患率に関連      性があるか否かを調べること。
<調査日>
昨年(2018)11月に調査を実施しています。
< 調査対象>
3~12歳の子供を持つ母親500人(子供の年齢で均等割り付け)を対象に実施しています。
<調査方法>
インターネットによる調査で行っています。

第1回目の調査(質問と回答)
<質問1>
昨年、お子様は風邪を引きましたか? という質問に対し、約9割(88%)の母親が、「風邪を引いた」と回答されています。
<質問2>
風邪により高熱(38度以上)が出ましたか?、という質問に対しては、約6割近く(58%)の母親が、「熱が出ました」と回答されています。
< 質問3>
続いて、昨年、お子様の風邪の予防・対策としてどのようなことをしていましたか? という質問に対しては、「手洗い」86%、「うがい」70%でした。
しかし、「食事の内容に気をつける」という人は、42%に過ぎませんでした。

第2回目の調査(質問と回答)
<質問4>
そこで、改めて「かぜの予防・対策において食事は重要だと思いますか?」 と質問したところ、その回答は、「重要だと思っているが、食事を通じた予防対策は        十分とは言えない」 との回答が6割強(63%) と最多でした。
<質問5>
続いて、家庭における子供の野菜の摂取量は? との質問に対しては、「平均1日あたり、114.9g」 との回答でした。
なお、厚生労働省が推奨する「4つの食品群の年齢別・性別・身体活動レベル別食品構成」でも、1日当たりの野菜摂取量の目安は、「240g」とされており、推奨値の半分以下しか野菜が摂れていない事がわかりました。
<質問(見直し)>
そこで、調査対象を「家庭における子供の1日当たりの野菜摂取量」に応じて3グループに分類した上で、前出の回答をグループごとに比較した結果は、以下の表の通りでした。

かぜを引いたと回答
した88%の子供
かぜにより高熱を出したと
回答した58%の子供
㋑100g未満のグループ 89% 65%
㋺100~199gの グループ 90% 55%
㋩200g以上のグループ 77 43

今回の調査結果
野菜摂取量が「200g以上」のグループは、2グループと比較してかぜの罹患率が 10ポイント以上も低い結果であることから、野菜摂取量が多いグループほど、風邪を引きにくい傾向にあることがわかります。
また、高熱を出したグループでも20ポイント以上も差が出ており。野菜摂取量の多 い子供は、風邪を引いても”悪化しづらい(高熱にならない)”様子が、うかがえます。

出典;薬事日報 2019(平成31)年1月23日 水曜日 (4)掲載
トレンド総研(東京渋谷区):子供のかぜに関する調査レポートより

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