小児の誤飲事故と言えば、「タバコ」のイメージが強いですが、
驚くことにタバコに次いで多いのが「医薬品」です!

誤飲事故の発生場所はほぼ家庭内で起こっており、過ごす時間の長い場所で多発しています。(主に居間・寝室にて)
また、保護者がそばにいて注意を払っていなかった場合がほとんどな為、子供のいる環境での薬剤管理を徹底しましょう!
特に、自らフタや包装を開けて薬を取り出せるようになる1~2歳未満児、2~3歳未満児にかけて多く見られており、医薬品等は形状や服用方法等が小児の注意を引きやすい為、保護者の注意が必要です。
誤飲の発生した時刻は、夕食後と思われる時間帯に多い傾向があり、本人又は家族が使用し、放置されていたものを飲むこと、家族が口にしたのをまねて飲むこと等が考えられます。

【医薬品等の誤飲事故例】
・テーブルや棚の上に医薬品等を放置
・親が使用しているカバン等を開けて誤飲
また、2018年度に起きた小児の誤飲事故626件のうち、「症状あり」とされたのが273件であり、症状別では多い順に「消化器症状」121件、「呼吸器症状」84件でした。転帰については、「帰宅」580件、「入院」および「転院」が46件であり、医薬品が最も入院を必要とする製品になっています。
薬は使い方によっては「毒」にもなります。
子どもを守るためにも薬の管理場所を徹底し、放置をしないように努めましょう!
▽引用参考文献
厚生労働省「2018年度 家庭用品等に係る健康被害病院モニター報告」
「薬事日報」2020年1月15日